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2022.08.12 トランクルーム

トランクルームのトラブル3大事例と解決策


トランクルームの施設内の様子

近年人気のトランクルーム。
現在(2022年)日本国内で急速に普及しているサービスです。
レンタルボックス、レンタルコンテナ、貸し倉庫、レンタル倉庫、トランクルーム、レンタルボックス等、様々な名称を持ちますが、全て利用目的は「収納保管」という一点。
捨てられない荷物や、普段は使わない荷物等を保管する場所として広く利用されています。
日本国内のトランクルーム店舗数は、なんと日本国内のファミリーレストランの店舗数を超えて急速拡大。更にその店舗数を増やし続けています。
そんな便利なトランクルームですが、実は大きく分けて「屋外型レンタルコンテナ」「屋内型トランクルーム」の2つに分類されます。
屋外に設置した輸送コンテナを、荷物の収納庫としてカスタマイズして利用する「屋外型レンタルコンテナ」
ビルや建物等、建物内に仕切りを設置して収納庫として利用する「屋内型トランクルーム」

それぞれの特徴や違いを知ることで、収納するものに合わせた収納庫を選ぶことができます。
ですがそんな人気のトランクルーム。
あまり身近で、トラブルにあった、こんなことが悩み、等の声を聴く機会はありませんよね。
今回はトランクルームのトラブル対策をご紹介!
ポイントをしっかり押さえればトラブルを未然に防ぐことが出来るので、是非ご覧ください。


★近くのトランクルームをチェック

レンタルコンテナにおいて、一番報告の多いトラブルは、「収納物の劣化」です。

本にカビが生えた
衣服が虫食いだらけになった
家電が錆びた
防湿剤の薬品が倒れて荷物に染み込んだ

施設に空調設備や給排気設備が整っている屋内トランクルームではあまり起こりませんが、空調設備のない屋外型レンタルコンテナでしばしば報告されるのが、この収納物の劣化。

いくら収納用にカスタマイズがされ、断熱材、通気口の設置等を行ったとしても、コンテナはコンテナでしかありません。
夏場の場合、断熱材である程度の熱の上昇が抑えられているとはいえ、室内温度は外気温プラスマイナス5度程度まで上がります。
木材とは異なり金属製のため、密封性が高く、直射日光を浴びれば当然中の温度は上昇します。
そして部屋の広さによっては通気口がほんの僅かである可能性もあり、室内の空気の流れはあまり良くありません。
また通気口の場所によっては、激しい雨風の場合には部屋の内部にまで吹き込んてきて、中の収納物を濡らしてしまう可能性もあります。
通気口から水が吹き込んた場合には、部屋の湿度も当然上がり、結露やカビが生える原因ともなります。


対策 デリケートな収納物は屋内トランクルームへ

屋内型トランクルームに比べて料金が割安な屋外型レンタルコンテナ。
ですがそれは屋外にコンテナを直接配置している為、農耕具や職人さんの扱う資材、レジャー用品やアウトドア用品等、屋外に保管して問題のない収納物を想定しているためなのです。

同じ大きさの部屋として比べた場合、屋内型トランクルームは割高に感じるかもしれません。
ですが空調設備や給排気設備等が完備され、24時間365日対応の警備システムが大切な荷物を守っていると考えた場合は、デリケートな荷物は屋内型トランクルームに収納することをおすすめいたします。


トランクルームの選び方はこちらを参照ください。

・【診断チャート付】habitのトランクルームとは? 選び方やサイズ一覧ご案内

・コンテナBOX・トランクルームの違いとは?収納目的ごとに使い分けよう

360°カメラで撮影【WEB内見】対象物件特集

屋外型レンタルコンテナの悩み【砂埃】

zyari

家の不要な荷物を預かってくれる、とても便利な屋外型レンタルコンテナですが、悩みを持っている人も実は多くいます。
地味かもしれませんが、屋外型レンタルコンテナを借りている人の多くの悩みが、コンテナの隙間から砂埃が入ってくること。
屋内トランクルームの場合は、建物内に収納庫がある為このトラブルはほぼありません。
ですが屋外型レンタルコンテナの多くの場合は、収納する荷物が砂埃にまみれないようにとあらかじめ収納ケースに入れて保管するなどの対策を取らざるを得ませんでした。


対策  habitのレンタルコンテナなら砂埃が入りにくい構造

レンタルコンテナの砂利対策

ここ近年のhabitの屋外型レンタルコンテナはなんと進化!
なんと砂埃が入りづらいコンテナに大進化を遂げていました!

こちらの、オープンしたての新規物件レンタルコンテナ「ハローコンテナ西浦和2」をご覧ください。
コンテナはシャッターが入り口となるのですが、入り口部分をご覧いただくとその秘密がよくわかります。
なんと砂埃が入りにくいように、シャッター部分の周りに人口芝が取り付けられているのです。
人口芝が隙間に入り込んでいるため、他のレンタルコンテナに比べて砂埃が入りにくい構造になりました。
これなら安心して、大切な荷物を預けることができますね!

ただしこちらの、砂埃が入りにくいレンタルコンテナは、近年の新着物件にのみ対応させていただいているため、全物件の対応ではありません。
砂埃が入りにくい構造のレンタルコンテナになっているのかどうか、是非お気軽にお問い合わせください。


驚く顔

マンションやアパート一軒家とも同じく、周りの人を選べないという点では、屋外型レンタルコンテナや屋内型トランクルームも同じです。
実に様々な人が、いろいろな理由で借りるトランクルーム。
他の利用者さんとトラブルが起きたという事例もいくつかあります。
こちらでは実際に起こったトラブルと、その場合の解決方法をご紹介いたします。


隣の人がトランクルームに住んでいる

ある利用者さんが、自分の部屋の荷物を整理していたところ、隣の利用者さんがラジオをかけたり飲み物を飲む音が聞こえてきました。
その場では、トランクルーム内で飲み物を飲まれるのは嫌だなと思いながら、荷物の整理をすぐに終わらせて退室しました。
その日の夜、忘れ物があったため再度トランクルームを訪れたところ、なんと隣の部屋から寝息が聞こえてくるではありませんか!
不審に思った利用者さんは、隣の人が滞在しているのではないか?と、運営会社へ報告を行いました。

報告を受けた運営会社は、すぐさま確認をしました。
すると、トランクルームの部屋に長期滞在をしている男性を発見し、取り押さえる事が出来ました。
なんでも部屋を借りるよりも安く空調も効いている為、ここで生活をしていたとの事。
男性からはその場で鍵を返していただき、強制解約を行いました。


トランクルームでの寝泊まりは、実は法律に基づいて禁じられています。
「倉庫業法」という法律に基づき、「物品の収納保管」を目的に運営している為、人が住むことはできません。
さらに、トランクルームを運営している会社のほとんどは、「宿泊を禁止する」という文言の記載をしています。
トランクルームに住むという事は、犯罪になるというだけでなく、会社との契約違反にもなるのです。
habitを運営している株式会社イコムでは、滞在・宿泊等、物品を収納する以外でのご利用は断固禁止しております。


対策 不法滞在者を発見したらすぐに報告をお願いします!

近年のトランクルームは、監視カメラ・警備セキュリティ等、防犯体制を強化しています。
それでも警備を潜り抜けて、長期滞在を行おうとする人もいます。
発見したその場で不法滞在者に文句を言うと、逆上をする人がいるかもしれません。
運営会社は常に不法滞在者がいないかを確認しておりますが、もし発見した際には必ず運営会社へ報告をお願いします。

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・コロナ太り解消!トランクルームに筋トレ器具を保管する際の5つの注意点

・トランクルームは勉強部屋にできる?活用するためのポイントう

・【意外なテレワーク場所】快適テレワークを実現する場所10選


駐車場でのトラブル

屋外型レンタルコンテナでは、基本的に自分の部屋の目の前に車を配置して、直接荷物を運搬します。
ですが屋内型トランクルームの場合は、限られた駐車スペースを利用者様同士で使い合うことがあります。


ある利用者さんが、引っ越しの為の一時荷物保管を行おうと、利用者用駐車場にトラックを駐車しました。
するとそこへ、他の利用者さんがやってきて、「どのくらい時間がかかるのか?」と聞きました。
「家財道具の搬入なので、まだまだ時間がかかる」と答えたところ、「急いでいるので少しだけ駐車場を譲って欲しい」と言われました。
「まだ搬入が終わっていないので困る。先に使っているのはこちらだ」となり、トラブルとなってしまいました。


対策 大掛りな搬入をする場合には時間をずらす

他の利用者さんと荷物の搬入時間が重なると、それだけで相手の邪魔になってしまいますよね。
失礼のないように声をかけて、相手が急いでいる場合には少し車を動かす等、お互いに気持ちよく利用したいものです。
譲り合って利用するのが一番とはいえ、話が通じない相手とではトラブルになってしまうこともあります。


多くのレンタルコンテナ、トランクルームは、常駐スタッフがいない場合が多いです。
運営会社に電話して、トラブルの相談をしていただくことも出来ますが、清掃管理等で近くにスタッフがいない場合、到着までにはお時間をいただくことになります。
無用なトラブルの元とならないよう、大掛かりな荷物の搬入をする場合にはなるべく明け方等、人が少なそうな時間にすることをオススメいたします。


ちなみに他の人がどのような用途でレンタルコンテナを使っているのか、何曜日の何時くらいに使っているのか等はこちらでアンケートをまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。


関連記事
トランクルーム利用者様アンケート結果発表!みんなの収納物やイコムを選んだ理由とは?


移動式階段タラップでのトラブル

二階の屋外型レンタルコンテナの場合、タラップと呼ばれる移動式階段を使用して荷物を搬入します。

ある利用者さんは、この移動式階段を使用して、2階に荷物を搬入していました。
2階の部屋へ荷物を運び入れて収納物の整理を行い、さぁ帰ろうと出口を見たところ、なんと帰りの階段がなくなっていることに気づきました。
一階の利用者さんが、荷物の搬入に邪魔だからと階段を移動したそうです。
2階の利用者さまはそのまま部屋に取り残されてしまいましたが幸いにも携帯電話は持っていた為、運営会社に助けに来てもらうこととなりました。


対策 移動式階段を利用する際には周りをよく見ておく

屋外型レンタルコンテナは、1階に比べて2階のほうが割安のため、あえて2階に借りているという方も多くいらっしゃいます。
マンションやアパートでは、上の階の住人と下の階の住人とではやはりトラブルになりがち。レンタルコンテナでも、同様なようです。

移動式階段がいつもの違う場所にあり荷物の搬入が出来ない1階の利用者様は、まず2階に人がいるかどうかを確認しておきましょう。
2階の部屋に横付けされていて、今現在使われていると一目で分かるのであれば、失礼のないように一声かけて、どの程度時間がかかるのかを聞いておきましょう。

2階の利用者様は、移動式階段を部屋に横付けする際、他の利用者様の邪魔になっていないか、搬入しづらくしていないかを事前に確認しておきましょう。



★近くのトランクルームをチェック

最後は契約のトラブルです。
最初の契約の時に、契約書を一から最後まで読むのはなかなかに大変な事ですよね。
ですが契約書には大切な事柄が全て書いてあります。
契約書をきちんと読まずにおろそかにしたばかりに、思わぬトラブルに巻き込まれるケースもあります。


賃料の支払いが遅れて延滞金がかかった

トランクルーム会社が一番恐れている事は、荷物を置いたまま連絡が取れなくなり、賃料も支払われず、荷物だけを残して忽然といなくなってしまう事です。
対策として保証人をお願いしたり、保証会社を必須にしていますが、それでも夜逃げ同然にいなくなってしまう事例は度々報告されています。

その対策として、賃料の支払いが遅れた場合には延滞金が請求されることが多いのです。
賃料の支払いが遅れる事例として、「うっかり口座に入れるのを忘れていた」「入金をうっかり忘れてた」という場合もありますが、このうっかりという場合に対しても賃料の延滞金は発生します。
そしてこの賃料の延滞金、実はなかなかに高額。
延滞金は月額賃料の支払いが遅れたその日から日毎に発生しますが、その日数が長ければ長い程に延滞金は高くなっていきます。
多くのトランクルーム運営会社も未払いをチェックしていますが、毎日全ての利用者様の支払いをチェックしているわけではありません。
連絡が来るのは早くてもおよそ1週間~2週間程後なので、その間ずっと延滞金は増え続けます。


さらに3ヵ月以上未払いした場合、トランクルーム運営会社側で預けている荷物を処分する事が可能となります。
平成19年に、国土交通省の定める「標準トランクルームサービス約款」の改定が行われました。その内容は、「寄託物の引き取りの勧告から寄託物の処分が可能になるまでの期間が1年間から3ヵ月に変更されたこと。
つまり、賃料未払いで3ヵ月経った場合、トランクルーム運営会社側で荷物を処分する事が出来るという事です。 大切な荷物を処分されてしまうのは嫌ですよね。
賃料の未払いには気を付けるようにしましょう。


対策 未払金が発生しない口座にする

トランクルームへ余計な支払いをしたくないのであれば、残高不足のない銀行口座や、毎月会社の給料が振り込まれる口座にする等、残高不足にならないように対策しましょう。
それだけで延滞金の発生を防ぐ事が出来る為、安心できます。
また、面倒くさくてもきちんと契約書を読むという事が大事になってきます。これからトランクルームを利用する人だけでなく、既に契約をしている方も、一度契約書をきちんと読み込むことをオススメいたします。


まとめ

今回は、トランクルームによくあるトラブルと対策をご紹介いたしました。
荷物を預けて快適な生活を送る事のできるトランクルームですが、利用者が増えれば増える程にトラブルも増えていく傾向もあります。
事前に解決策を知っておけば、あなたの荷物を守る事も出来て、ストレスなく荷物を預けることが出来ます。 是非参考にしてみてください。


★近くのトランクルームをチェック

トランクデイズを含め、トランクルームのレンタル費用は、部屋の広さが基準となっております。
ですが実は、月額費用のほかに、初期費用や月額料金、保証料、鍵代などなど……。
部屋の料金以外にも、様々な料金が必要です。

今ならレンタル収納スペースを始めるチャンス!
限定キャンペーンを実施しております。
とってもお得にレンタル収納スペースを始められるキャンペーンで、お気軽にレンタル収納スペース生活をはじめられます!

※上記キャンペーン以外にも、さまざまな割引やプラン等がございます。
現在行われている割引内容につきましては、下記一覧ご覧いただくか、お問い合わせの際にご相談下さい。

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