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一人暮らしこそトランクルーム。家賃を抑えられる上に部屋もすっきりできる。
「冬にしか使わないストーブがアパートの場所をとっていて困る」
「夏にしか使わないアウトドア用品を置いておくために広いアパートを借りている」
なんて方も多いですよね。
そんなとき、おすすめなのがトランクルーム。
ご存知の通り、トランクルームとは、荷物を保管してくれるスペース(サービス)です。
個人的にトランクルームは、”法人やお金持ちの方が使うもの”というイメージを持っていました。
でも実際に使用してみて、それが偏見だったことに気づきました。
むしろ、一人暮らしの方もトランクルームを使えば家賃を抑えられて固定費を下げられることがあるのです!
今日はそんなトランクルームの説明と、賢く使って毎日の暮らしを豊かにする方法を説明したいと思います。
- トランクルームってなに?
- トランクルームに収容できるものは?
- トランクルームに保管できないもの
- トランクルームを使うメリットって?
- トランクルームのデメリットも知っておこう
- トランクルームの料金相場
- おすすめのサイズの選び方
トランクルームってなに?
トランクルームとは、普段使わない荷物を一時的に預けることができる貸しスペースのこと。
例えば、レジャー用品、本、普段使わない書類などを保管しておくという目的でよく使われます。
最近では、自然災害に備えたリスク管理のために思い出の品を管理しておくという人もいますね。
そんなトランクルームにはいくつか種類があります。
建物の内部を仕切って個別のスペースとして貸し出す「屋内型」
空き地に設置したコンテナを利用する「屋外型」
家まで荷物を預かりに来てもらえる「宅配型」などです。
それぞれの特徴を下記にまとめました。
■屋内型
預けたい荷物が多く、好きな時間に自由に出し入れをしたい人におすすめ。施設によるが、セキュリティや空調管理もしっかりしていることが多い。
■屋外型
預けたい荷物が多く、好きな時間に自由に出し入れをしたい人におすすめ。大きな荷物も運び入れやすい。セキュリティや空調に不安はあるものの、安いのが魅力。
■宅配型:預けたい荷物が少なく、頻繁に出し入れする予定がないのであれば安価で済む。セキュリティや空調管理は万全。
トランクルームは荷物を安心して預けられるように、各会社ごと様々なサービスを展開しています。
その例として、次のようなものがあります。
トランクルーム内の空調管理
空調管理のないトランクルームの場合、長期間荷物を預けているとカビが生えたり、劣化が進むこともあります。
その点、空調管理が整ったトランクルームを使えば、安心して荷物を預けておくことができます。
トランクルームのセキュリティ管理
個別のトランクルームの鍵のほかに、防犯カメラの設置、警備会社との提携、24時間警備員の常駐など、セキュリティレベルはトランクルームによって様々です。
荷物運び入れサービス
私は一時期、トランクルームに部屋の季節用品を預けていたことがありますが、この荷物の運び入れサービスがとてもありがたかったです。
トランクルームのスタッフが家まで来てくれて荷物を一緒運んでくれたために、ほとんど汗をかくことなく荷物の移動をすることができました。
キャンペーン
時期によって、「初期費用ゼロ」「6ヶ月契約で賃料半額」「WEB申込で1000円割引」など、多種多様なキャンペーンが行われています。
キャンペーンを利用することでよりお得に利用できるので、事前にチェックしてみましょう。
トランクルームに収容できるものは?
トランクルームに保管できるものは、各サービスによって決まっています。
そのため、利用を考えている方は公式サイトや電話で確認することをおすすめします。
ここでは、イメージがわかない方に向けて、トランクルームにはどのような荷物が保管されているか、具体的に紹介していきます。
オフシーズンの衣類
使っていない季節ものの衣類は場所をとってしまいますよね。
クローゼットの中がパンパンになっている人も多いのではないでしょうか。
そんなときは、衣類をトランクルームに預けてしまえば家の中もスッキリするでしょう。
衣類以外にも、シューズやバックなどもまとめて保管できるのは便利です。
温度管理されているトランクルームなら、衣類の劣化も心配いりません。
ベビー&子ども用品
ベビー&子ども用品を保管している人も多いです。
ベビーベッド、ベビーカーなどは一定期間しか使用しないわりに場所をとるので、トランクルームに保管しておけば、次の子どもが生まれるまで大切に保管することができます。
バイク
トランクルームによっては、バイクを保管しておけるところもあります。
冬の間だけ置いておきたいという人や、家に駐車場がないという人がよく保管しています。
外に放置しておくよりもコンテナに入れておいたほうがバイクにも優しいですね。
ただ保管するだけではなく、整備用品を持ち込むことで自分のガレージのようにも使えます。
本やCDなどの小物類
本やCDといった小物類もよく保管されています。
24時間荷物を出し入れできるトランクルームなら、使いたいものをすぐに出せるため安心です。
家具・家電製品
家具や家電といった大きな荷物も預けられます。引っ越しの一時保管などで活躍しますね。
書類
紙の書類はかさばるけれど、保管義務があって捨てられないものも多いですね。
普段必要のない書類なら、まとめてトランクルームに預けておけばすっきりします。
災害時の備蓄
防災用品や着替え、浄水器、携帯ラジオなど、災害時に必要なものを保管している人もいます。家以外の場所にも備蓄があるのは安心できますね。
スポーツ・レジャー用品
レジャー・アウトドア用品や、サーフィン・スノボなどのスポーツ用品は、保管に場所をとりますし、使う時期も限られています。
トランクルームで保管するのにぴったりです。
思い出の品・コレクション
小さい頃のアルバムや昔もらった手紙、大切な作品や賞状など、普段見返すことはないけれど、思い出がつまっていて捨てられないものってありますよね。
一定期間遠くに預けることで執着がとれて、処分できるようになるという断捨離効果があるとも聞きます。
やはり大切だと思ったなら、そのまま大切に預けておけるのもいいですね。
トランクルームに保管できないもの
トランクルームには保管が禁止されている物がいくつかあります。
各サービスによってルールは異なりますが、基本的に次のような物は保管できないので注意が必要です。
・食品
・動植物
・発火性のあるもの(灯油の入ったストーブなど)
・高価な金品(現金・権利書など)
動植物といった管理ができないものはトランクルームには置いておくことができません。
実際に動物を預けてトラブルになった事例もあるそうです。
また、高価なものを保管して金庫のように扱うのはやめましょう。
防犯対策はされていますが、盗難のリスクが全くないとは言い切れません。
また、もし盗難が起きても全額保証を受けることができない会社も多いです。
トランクルームを使う前に、保管しておけるものかを必ず確認しておきましょう。
なお、禁止されている物ではありませんが、空調のないトランクルームに家電などのデリケートな品物を預けると高温や湿度で壊れてしまうことがあります。
預けたいものを保管できる環境かどうか、あわせて調べておくといいでしょう。
トランクルームを使うメリットって?
1)部屋の荷物が減ってスッキリする
トランクルームに荷物を預けると自分の部屋も気持ちもすっきりします。
必要なものだけが手元に残るため、効率も上がり驚くほど快適に暮らせます。
私の場合、実際トランクルームに荷物を預けることはかなりのストレス解消につながりました。
2)広い部屋を借りるより家賃がお得になることも
トランクルームを使うことで毎月の固定費を下げることも可能です。
例えば、部屋の面積が現状よりも狭くなっても、部屋に入りきらない荷物をトランクルームに預けてしまいましょう。
場合によってはこのほうが家賃を抑えられて、1か月の固定費を下げることができます。
もしこれから新しくアパートを借りようと考えているのならば、本当にその部屋の面積&家賃が妥当か考えてみてください。
アパートとトランクルームの併用という選択肢も、大いにアリだと思います。
3)24時間出し入れ可能のトランクルームも
トランクルームに荷物を預ける上で心配なことが「荷物の出し入れを自由に行えるか」だと思います。
急に明日サーフィンに行くことになった場合、トランクルームに預けてあるサーフボードをすぐ取りに行くことはできるのでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、荷物の24時間取り出し可能なトランクルームです。
自分が使いたいその時に荷物を取り出すことができます。
旅行やキャンプに出かける前に、トランクルームに立ち寄って、必要なものをピックアップするという使い方も便利ですね。
トランクルームのデメリットも知っておこう
トランクルームのデメリットについても触れておきたいと思います。
トランクルームは地域のよっては、近くにないことがあります。
日本のトランクルームの普及率は0.3%ほどと言われており、先進国の中でもまだまだ低い水準を示しているのです。
しかし、トランクルームの数は年々増加傾向にあります。
2016年に約500億円だったトランクルームの市場規模は、東京オリンピックが行われる2020年には700億円に達するという見込みともいわれています。
近年は都心への人口流出が加速する中で、トランクルームのニーズも高まってきています。
トランクルームの料金相場
部屋の大きさによって変わってきますが、畳1畳だと2,000円~10,000円ほどが相場のようです。
同じ広さでも料金に幅がある理由は次のことがあげられます。
・屋外タイプか屋内タイプか
・立地/駅からのアクセス
・何階にあるのか
・空調/セキュリティなどの設備
屋外タイプのトランクルームは倉庫のような扱いで、空調管理などがされていない場合が多く、料金も安めです。
一方、屋内タイプのものは警備員の巡回や空調管理の費用も掛かり少し高く設定されている場合が多いです。
トランクルームの階数も重要で、荷物の出し入れがしやすい1階は他の階より料金が高く設定されている事が多いでしょう。
また、立地がいいところも人気が高いため、料金が高いところが多いです。
このように、トランクルームの料金にはたくさんの条件が影響してくるため、相場にも幅があります。
まずは、自分が何を目的としてトランクルームを使うのかをはっきりさせて絞り込んでいくと、料金的にも納得できるトランクルームを選び出せるでしょう。
おすすめのサイズの選び方
最後に、自分にあったトランクルームのサイズの選び方について考えてみましょう。
トランクルームといっても、手頃なロッカーサイズから5畳以上のサイズまで様々です。
預けたい荷物の量が少なければサイズの検討もつきますが、「家中の荷物を預け入れるのにどれくらいのスペースを借りるべきか」というのはなかなかの難問です。
家財道具一式を預ける時の目安は、1人あたり1畳程度です。
ベッドやタンスなど大きな荷物が多い方は、余裕を持って+0.5畳。家電・家具が備え付けの部屋で、荷物が少なめの方は0.5畳を借りるとちょうどいいでしょう。
一人暮らしで1R〜1DK程の部屋に住んでいるならば、だいたい1畳におさまるという計算です。
「え?これが全部1畳に入るの?」と思われるかもしれませんが、トランクルームには高さがありますので、荷物を積み重ねることで意外と効率よく収納できるのです。
とはいえ、ここでご紹介したのはあくまで目安ですので、自分の荷物の量と相談して決めてくださいね。
具体的には、まず収納したいものの大きさをはかります。
大きめの家具家電を中心に計測してみましょう。
そのうえで、借りたいと思っているトランクルームの大きさを確認します。
積み重ねられない荷物が多い場合は、広めのトランクルームが必要になります。
そして必ず、現地に足を運んで確認してみましょう。
トランクルームの扉、エレベーターなど、搬入出の箇所も確認しておくとさらに安心です。
まとめ
今回、トランクルームの紹介とトランクルームを使いメリットをあげていきました。
トランクルームは使い方次第で生活の利便性を高め、固定費の削減をすることも可能です。
使用頻度の低い荷物が邪魔で困っている、もしくは新しい部屋を借りたいと考えている。
そんな方はぜひお近くのトランクルームをご検討ください。
【追記】2018年7月19日、2019年10月25日
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